ダブル・リヴェンジ
|
人気ランキング :
880475位
定価 :
\840
販売元 :
実業之日本社
発売日 :
2000/12/01
|
 |
交錯
|
本作品は、二転三転する敵。交錯した愛憎関係と対する冷徹ともいえる主人公達の殺人マシーンぶりが非常に淡々とそれでいて猛烈な勢いで描かれている。
相手の些細な行動や言動からその場の敵を探し出し、「そういう手もあるのか」と思わず唸ってしまう方法で対応していく様が、詳細でいて圧倒的な迫力で最後まで読み手に挑んでくる。
偽りなき柘植氏ワールドが展開されていく。
 |
交錯した人間関係と繊細な戦闘描写
|
本作品は愛憎絡みの非常にどんよりした人間関係と、ある意味冷徹な殺人マシーンである主人公の凄まじい殺人活劇を描いている。
二転三転する本当の自分たちの敵を、相手の微妙な行動や言行から浮かび上がらせ、現実的で、かつ「そういう手段があるか」と唸ってしまう程の効果的な方法で対応していく様は正に筆者の作品たる面目躍如であり、一気に最終章まで読む手を引き込んしまう。
男だったら読むべしである。
「家族を殺された。復讐を頼みたい」三人の元外人部隊兵の日本人青年に電話をかけてきたのは、実業家のジャン=クロード・ラカールだった。夫人と一人息子がフランスマフィアに狙撃され殺されたのだ。高額の報酬の提示を受け、三人は狙撃犯たちを事故に見せかけながら殺していった。だが、フランスの暗黒街は総力を挙げて三人に戦いを挑んできた。短機関銃が唸り、手榴弾が炸裂する。