世界史上ターニングポイントとなった15の会戦をとりあげ、戦闘の経過と結果を記した後、勝者と敗者の問題点をあげ彼らがどのような手段をとるべきであったかを著者の視点により考察している。著者の本は小規模なことをあつかっているもののほうが読んでいて面白い。本書も例外ではなく戦略的に見ると私のような素人が読んでも難が在るものがあるし、個人の行動を描いたものでお目にかかれる柘植節がでてこないのは非常に残念なのである。ただし、戦闘開始時の部隊配置の図版や戦闘の経過と結果に関しては短くまとめられているのでわかりやすい。これらの戦いに関する知識を得たい場合は一読をお勧めする。
参考 取り上げられている会戦
カルタゴのローマ攻略、呉の存続、ヘイスティングス会戦、コンスタンティノープルの陥落、リュッツェン会戦、ワーテルローの戦い、ブルランの戦い、旅順の攻略、タンネンベルク会戦、ガリポリ上陸戦、ダンケルクの撤退、スターリングラードの攻防、ノルマンディー上陸作戦、ルソン、ディエンビエンフー
どのように不利な側にも必ず一度か二度勝機が訪れる。逆転勝利の途は?より有利な戦い方は?人気シリーズ「こう戦えば勝てた」の世界篇遂に登場