詳解 戦争論―フォン=クラウゼヴィッツを読む
本書はクラウゼヴィッツの「戦争論」からポイントを摘出した本文と、それに付する解説で構成されている。 また本文についても、原文から重要な部分を削り取り、自分に都合がいいように内容を曲解している部分が多々見受けられる。無意識にやっているならば著者の読解力を疑わざるを得ないし、意図的なものならば悪質としか言いようがない。 著者独自の戦争論として読むぶんには問題ない。しかし、クラウゼヴィッツの「戦争論」を未読の方にはお勧めできない。
不可避、かつ必要な戦争とは何なのか。 原書は産業革命が興る前に書かれた『戦争論』。 そのあたりは各所に挿入されている柘植久慶サンの簡明な解説で吹っ飛びます。 「戦争反対、軍隊は悪」と言うのは簡単です。 でも実際には、この世界では何時でも何処かで戦争が行われている。 何故、戦争や軍を無くせないのか。 戦争を「止めさせる為」には「戦争とは何なのか」「戦争という手段に出る前にやるべき事、打つ手は何なのか」。 「真に、戦争を止めさせるための戦い」に勝利したいならば、必読。 |


